ミディアムアクア 一滴の「永遠の命に至る水」を夢見て
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厳しい日差し射す散策道では可憐な夏の主役たちの登場となりました。
「繊細な美」の花言葉通りに涼やかな淡桃色の芙蓉の花や、
風に揺蕩う白い百日紅の見事な花房は、まさに一幅の清涼剤。
暑気を払い、心癒す一瞬の光景に感謝。
さて、先日は『ヒアナウ〜今ここ』のワークショップを開催し、
皆様それぞれの『ヒアナウ』を見つめるひと時を共有させて頂きました。
人それぞれ置かれた立場や状況、抱える問題も違っていますが、
人生の「今ここ」にこそ、その方が気付くべき、為すべきものが
集約されていることを理解して頂けたように感じます。
皆様の人生の深い経験に触れさせて頂き、大変光栄にも感じました。
有意義なひと時を過ごしたその日の夜更け、
英国の恩師から自死された知人の残されたご家族の為に
癒しの祈りを捧げてほしいとの連絡が入りました。
私自身の『ヒアナウ』がそこにあったように感じます。
すべては必然であるなら、目の前に展開する『今ここ』を感じ、
今出来ることを積み重ねてゆきたい、そう思っています。
皆様の心が平和と共にありますように。
七十二候では「鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)」。
春に孵化した鷹の幼鳥が、ひと月ほどで飛び方や狩りを学び、
親元から巣立ってゆく頃。
大空を舞う孤高の鳥も、厳しい自然界を生き抜くために
短期間で独り立ちする力を養わねばならない差し迫った様子が伺われます。
梅雨明けの報せも届き、本格的な夏の到来となりました。
つい先だって「初蝉」の声を聴いたばかりですが、
早くも今朝はベランダに一匹の蝉の亡骸がありました。
蝉は地中で幼虫として数年を過ごし、やがて地上で羽化し
成虫としての短い人生を終えるようです。
蝉の声は、まさしく人生のフィナーレのいのちの叫びなのかもしれません。
宇宙の摂理の中で、鳥には鳥の、虫には虫の宿命があり、
限られた条件の中で成長への果敢な挑戦を続けていることに気付かされます。
人の宿命も運命も自らの成長を最も促す課題に満ちていると言われます。
そして、人生の悲喜交々の経験のすべては、魂の「わざをなす」為、
今そう感じています。
皆様の心が平和と共にありますように。
特定の人生の試練から癒え、学ぶと、その人物の
オーラの場が引き上げられる。
その場に居合わせた人々は、
自分たちが希望と信仰に包まれるのがわかる。
『苦しみを選ぶ勇敢な魂』より
先日、アウェアネスクラスでは「フィロソフィー」をテーマに
インスピレーションによって人生哲学の言葉を綴り、
また、真理の言葉を即興でスピーチをする実習を行いました。
そこで、一人の方が語られた真っ直ぐな言葉と涙が、
私自身をも含め、そこに集う人々それぞれの心を開かせ、
一層に深い癒しと気付きを分かちえたように感じます。
心の琴線に触れる言葉に尽くせぬ貴重な瞬間を共にさせて頂き、
クラスの皆様に感謝申し上げます。
今ここで起こることすべては必然ということを
改めて感じさせて頂いた次第です。
さて、7月の芦屋アクアワークショップのご案内をさせて頂きます。
一期一会の気付きのひと時を、皆様と共にさせて頂きますことを
心より楽しみにしております。
◆7月芦屋ワークショップのご案内◆
テーマは、「ヒアナウ〜今、ここ」です。
人生に起こる困難な変化に直面する時、
心は不安や葛藤で乱され、道を失ったように感じる事もあります。
ご自身の在り方や人間関係、内的世界の状況を含め、
「今、ここ」のご自身の立ち位置を改めて見つめてみること、
それは人生の真の目的地へと向かう為の気付きとなります。
心の地図を見つめ、より自分らしい生き方へと繋げていきましょう。
<日時>2017年7月26日(水)13時〜16時30分
<会場>芦屋市民センター
<参加費用>4,000円
<お申込み連絡先>aquamediumjp@yahoo.co.jp
こちらまでお申し込みくださいませ
輝く星に 心の夢を 祈ればいつか叶うでしょう
きらきら星は不思議な力 あなたの夢を満たすでしょう
人は誰もひとり 哀しい夜を過ごしてる
星に祈れば淋しい日々を 光照らしてくれるでしょう
『星に願いを』より
街角では七夕の笹飾りに結ばれた色鮮やかな短冊が目に留まります。
色取り取りの短冊に拙くも微笑ましい子供たちの文字が踊っていました。
願いがきっと叶いますように。
そして、この度の九州地方の豪雨被害に遭われた皆様へ
心よりお見舞い申し上げます。
今なお、避難されています皆様の安全を心よりお祈り申し上げます
皆様の心が平和と共にありますように。
早くも文月、七十二候「半夏生〜はんげしょう」を迎えました。
田植えを終えた農家の方々にとって束の間の休息となりますが、
この頃に降る雨を「半夏雨」と呼び、
田植え後に田の神が昇天する時の雨とされ、大雨が多いとか。
ここ数日の暦通りの空模様に納得しながらも、
人智を越える自然の猛威が最小限に止まることを祈っております。
昼下がりの豪雨の最中、近隣へ用足しに出向く道すがら、
涼しげな淡青紫のアガパンサスが強い雨にふるえる姿が目に留まりました。
今はすっかり見頃を過ぎてしまいましたが、少し前には、
背筋を伸ばし、凛とした美しさを湛えたその可憐な姿は、
しばし行き交う人々の心を慰めたことでしょう。
ギリシャ語で「愛の花」を意味する「アガパンサス」は、
定められた命を活かしきり、人々の心に愛の輝きを確かに届けてくれました。
人に課せられた使命もまた、
天から与えられし命を可能な限り生き切ることかもしれません。
人生の価値は、その長さではなく、
どのように人生に向き合い、どのように生きたか。
短い人生の中で、繋がる人々に大きな影響を与え、
天に召された後もここに生きる人々の心の支えとなっている、
そのような人生を送られた方々を知っています。
繋がる人々に「魂の目覚め」をもたらす役割を担っておられた、
もしそうであるならば、
彼らは確かに天寿を全うして還られた、そう思います。
皆様の心が平和と共にありますように。